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町田の寺で「食と雑貨」の祭り-女性オーナーらが企画、盛況で規模拡大

昨年のイベントの様子

昨年のイベントの様子

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 生活が楽しくなる食と雑貨を集めた野外イベント「くらしのmoto市」が9月4日、簗田寺(町田市忠生2)で開催される。

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 くらしの「moto」(=「元」「素」「基」「源」)にこだわる町田・相模原の個人商店の女性オーナーらが中心となって始められた同企画。昨年は、昼過ぎには多くの店で売り切れとなるほどの盛況ぶりだった。

 3年目となる今回は出店者を大幅に増やし、これまで出店していた生活系雑誌「天然生活」「暮らしの手帖」などに掲載された人気店のほか、陶芸家やフラワーリース作家、紙小物作家など計32店が集合。東日本大震災被災地支援の一環として商品購入の一部が義援金となる「BLUE FOR TOHOKU」プロジェクトにも参加する。

 食の出店は12店。初出店は、根岸森林公園そばの古い一軒家で週末だけオープンするパン店「ON THE DISH」、吉祥寺の人気チーズケーキ店「tatin」、河口湖の焼き菓子店「うづらや」、沼津の紅茶通販店「teteria」、参宮橋の喫茶室&ギャラリー「ももちどり」、ベルギービール販売店「すがや」。

 代々木上原の古民家ドーナツ&カフェ店「Haritts」、東林間の「ひなた焼菓子店」、自家製酵母を使用する「チクテベーカリー」(小山ヶ丘4)、合羽橋の食と雑貨の店「itonowa」などは昨年に続いての出店。

 雑貨は、おばあちゃん手作りの洋服製造社「ヤンマ産業」(武蔵野市)、会津の「いいもの」を紹介するリトルプレス「oraho」を発行するshoko yamamotoさん、国内外のシンプルな日常小物などを扱う「ペドラー」(相模原市)、若手家具職人2人組の店「nesto funiture」(相模原市)、吉祥寺の古道具店「Brass」、国内外のレトロな文具を販売する「ハルカゼ舎」(世田谷区)、若手作家の器を主に扱う「ももふく」(原町田2)など20店が出店する。

 座禅体験や家具職人によるワークショップ、子ども向けの陶芸教室も予定するほか、心地よいサウンドを売りにした「うつくしきひかり」「coinn」「オムトンからふたり」の3組が演奏する。

 同祭の実行委員で「ももふく」を経営する田辺玲子さんは「台風一過で天気にも恵まれそうなので、人出が予想される。人気店も多く、売り切れもあるかと思うが、出店者数も多いため、お気に入りを見つけていただければ。緑に囲まれたお寺の境内や庭で、心地よいひと時、楽しい一日を過ごしてほしい」と話す。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

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