相模原市立産業会館(相模原市中央区中央3)で9月27日、「相模原コミュニティビジネスフォーラム2011」が開催される。
コミュニティビジネスは、市民が主体となって、地域の資源や人々の経験・技術・アイデアを活用し、地域の抱える課題やニーズをビジネス的手法で解決するもの。事業の継続性を確保するため、有償でサービスを提供する事業であれば、運営主体は法人形態や資格を問わない。
コミュニティビジネスの普及・啓発と仲間作りを目的に開く同フォーラムは今年が6年目。講演では、神奈川県や岩手県で地域活性化やコミュニティーの再生などコミュニティビジネスの起業を応援する「日本Miitec(ミーテック)」の久保均社長が、「津波被害から考える地域コミュニティーの可能性」をテーマに「日々の生活から災害時までどのような効果をもたらすのか」「地域の活性化、地域力にどうつながっていくのか」など、「まちと人、人と人をつなぐ」ためのコミュニティビジネスの仕組みづくりについて話す。
相模原市内の事例紹介では、高齢化や過疎化が進む青根地域を元気にする拠点「青根 草木館(そうもくかん)」を5月にオープンしたサトウ草木(緑区太井)の佐藤好延社長、地域コミュニティー拠点「大沢 みんみんの館(いえ)」(緑区下九沢)を昨年10月に開設した「アダージョ」の高橋由香子代表を迎える。
開催時間は13時30分~。参加無料。定員は80人で、相模原市産業振興財団(TEL 042-759-5600)への事前申し込みが必要。