個別の商業施設や諸団体が夏の時期、それぞれ取り組んでいたイベントを共同販促などで一つにまとめ、地域全体で盛り上げる取り組みが7月7日から始まる。主催は、町田市中央地区商業振興対策協議会や町田市観光コンベンション協会、町田駅周辺の大型商業施設などで構成する「町田まるごと夏まつり」実行委員会。

　各商業施設、小売店舗などが連携し、街の一大イベントを実施するのは町田地域では初。異業態が連携し、町田駅周辺の魅力をアピールすることで来街者の促進を図る。期間中、町田駅周辺の68店舗で使用できるクーポンを配布するほか、「浴衣 De MACHIDA」と題し、浴衣にスポットを当て、例年7月～8月に実施する町田地域の祭りと連動し、にぎわいを演出する。

　今月28日は、大型商業施設や商店街の飲食店舗を巡る「町田夕涼み ゆかたde WALK」を開催。桜美林大学の留学生が浴衣を着用して参加者を案内する。開催時間は16時～19時。参加費は1,000円で、25日まで受け付ける。

　浴衣コンテストや桜美林大学と女子美術大学の学生によるパフォーマンス、町田出身の音楽バンド「Brand New Vibe」によるライブなどを行う「ゆかた祭り＆風の盆」は8月5日13時30分～20時、ぽっぽ町田で開催。同12日は、小田急線町田駅前のカリヨン広場でビアガーデンを開設。桜美林大学の学生が企画・運営し、生ビール、梅酒、成瀬ギョーザ、枝豆などを販売する。開催時間は15時～21時。

　実行委員会は次年度以降も継続してイベントを開催し、町田地域の夏の風物詩として確立させることでさらなる街の発展に寄与する意向。問い合わせ先は同実行委員会事務局（TEL 042-720-6126、小田急百貨店町田店販売促進部内）まで。