小田急町田駅周辺で9月29日、FC町田ゼルビアと東京ヴェルディの両サポーターが今週末開催の「東京クラシック」に向けた告知活動を行った。
活動には両チームあわせて約40人のサポーターとマスコットが参加し、通行人にちらしを配布した。
東京クラシックは10月7日、味の素スタジアム(調布市)で開催。当日はJ2公式戦のほか、稲城市・日野市・多摩市・立川市・町田市の合同物産展、ヴェルディOBと芸能人チームとのエキシビジョンマッチなどを予定する。
東京Vサポーターは「隣接する市がホームタウン。サポーターの仲が良いので、協力して告知活動をすることになった」と説明する。現在最下位の町田について、「東京Vも苦しい時代があった。選手が頑張っても結果が出ないこともある。そういう時こそ、サポーターはやじではなく声援を送ってほしい」とエールを送った。
町田サポーターは「東京クラシックは近いアウェー開催。多くのサポーターの応援で勝利をつかみ、残留につなげられれば」と来場を呼び掛ける。
町田と東京Vは、ともに古くから育成年代の実績があり、日本クラブユース選手権(U-15)では1988(昭和63)年度と1989(平成1)年度に決勝戦で激突。東京都のレベルの高さを全国に発信した。「東京クラシック」は、ともにホームタウンのある東京都という面と、伝統の一戦を再現し、続けていこうという思いから、伝統的=クラシックを合わせて命名されている。