J2残留を目指すFC町田ゼルビアの戦いが11月11日のホーム最終戦で決する。対戦相手はJ1昇格を狙う湘南ベルマーレ。観戦チケットはすでに完売、サポーターのボルテージが上がる。
負ければ最下位決定、首の皮一枚つながった状況で町田はホームのFC岐阜戦を勝利。前節はアウェーの水戸ホーリーホック戦を引き分けた。富山、岐阜、鳥取と勝ち点3差の町田は勝てば追い抜く可能性が出る。一方、湘南は現在3位でJ1自動昇格(2位以内)の可能性を残す。
今季の町田の平均入場者数は現在3,452人。JFLだった昨年の平均入場者数3,515人をわずかに下回る。町田駅前などで試合の告知活動をしてきた「町田ゼルビアを支える会」の石黒修一さんは「動員数が期待通りに伸びなかったJ初年度、最後にアウェーサポーターが大挙しそうなので、皮肉にも他力本願で今季初の満員の野津田となる。未経験の独特な雰囲気を私たちは味わうことになると思う」と話す。
アウェー水戸戦には大勢のサポーターが駆けつけて熱い声援を送った。最後の戦いに向けて、「絶対残留のために必死で戦う選手を信じて最後まで心を込めて応援をする。そして、来年につながる何かを我々サポーターがつかみ取らなければいけない」とも。
キックオフは13時。