切り花や多肉植物の販売、フラワーアレンジメント、作庭などを手掛ける「花の店 輪(りん)」(相模原市中央区矢部3、TEL 042-750-18010)が9月25日、矢部駅そばに移転オープンした。
同店は7年前、JR矢部駅前で開業。アパレル出身者と庭師の夫婦の共同作業によって生み出される個性的な商品で人気を集めている。
「普通の花屋さんに置いてあるような商品を扱っていないので、お客さんをがっかりさせてしまうことがあった。駅前の集客力よりもコンセプトを大切にしたかった」と店主の荒木幸恵さん。
昭和を感じさせる木造平屋が軒を並べる敷地に、古物百貨店「オール・トゥモロ-ズ・パーティーズ」2号店と同時出店した。ここで以前から営業している「よも食堂」にちなんで「よもビレッジ」と名付けた。
店舗面積は約30平方メートル。木を基調にした落ち着いた雰囲気の店内に切り花やフラワーアレンジメントの材料などを並べ、エントランス部分のサンルームにはさまざまな多肉植物を陳列する。「実はそれほど花が好きというわけではなかった。植物の形や色、パワーを借りて仕事をしている」という品ぞろえで、アトリエのような雰囲気を醸し出している。
「3つの店が集まったことで楽しんでいただけると思う。朝市などの合同イベントもできれば」と話す。
営業時間は10時~18時。月曜・火曜定休。
※2020年1月に閉店