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町田駅に「バス運行」案内機-複雑な系統を分かりやすく

バス運行情報案内表示機

バス運行情報案内表示機

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 都内で最もバス路線が多い町田駅で2月12日、大型ディスプレーによるバス運行情報の提供が始まった。

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 バス利用者の利便性向上を図ることが目的。小田急町田駅西口とJR町田駅北口の2カ所に設置した「バス運行情報案内表示機」に町田バスセンターを出発する系統ごとの次発情報、乗り場案内図、平均遅延時分などを表示する。

 町田市交通マスタープランによると、町田駅のバス路線は都内バスターミナルの中で最も多く、路線バス利用者は都内で渋谷駅に次いで2番目に多い。市域西側のバス路線をカバーする町田バスセンターには約50系統が集中し、18カ所の乗り場が点在している。

 系統が複雑なため、路線バスを普段利用しない市民や来訪者には分かりにくかった。また、交通渋滞などで発着時間が読めないため、信頼性が損なわれているという。路線バスの分かりやすい運行情報の提供が課題となっていた。

 表示機はバス事業者の神奈川中央交通が国と市の補助を受けて設置した。市交通事業推進課の野田課長は「表示機の導入で現在地から乗り場までのルートが分かりやすくなった。今後、サイン計画も含めて利便性をさらに向上させていきたい」と話す。

 表示機の稼働時間は4時30分~翌1時30分。

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