J3第19節、FC町田ゼルビアはJリーグ・アンダー22選抜(J-22)と1対1で引き分けた。観客数は2593人。
町田のチーム結成25周年記念マッチ。谷原章介さんのトークショー、ハローキティとゼルビーのコラボ、ご当地アイドルのライブなどで試合に花を添えた。
試合前の豪雨で連日の酷暑は和らいだものの湿度が87%と厳しいコンディション。試合は序盤、ペースを抑えている印象の町田に対し、J-22が主導権を握る。7分に中原彰吾選手(札幌)が決定的なシュートを放つも、GK修行智仁選手が右足を伸ばして好セーブ。J-22のGK中村航輔選手(柏)も好守で得点を許さず、スコアレスで前半終了。
後半も互角の展開が続くが終盤、町田のエース鈴木孝司選手がゴール正面からのシュートを決めて先制。スタジアムが大歓声に包まれる。しかし88分、前回の対戦で屈辱的な大敗を喫したJ-22が意地を見せる。途中出場の平岡翼選手(東京)がスピードに乗ったドリブルで右サイドを駆け上がり、中央に折り返したところをフリーの三根和起選手(京都)が押しこむ。町田は猛攻を仕掛けるが追加点はならず、連勝は6でストップ。
また、同日に相模原ギオンスタジアムで行われた、SC相模原と藤枝NYFの対戦はアディショナルタイムに相模原の曽我部慶太選手が起死回生のゴールを決めて連敗を4で止めた。