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相模原ライズ、決勝進出ならず アメフト「パールボウル」

得点源のランによる獲得ヤードをわずか26ヤードに抑えこまれたライズ

得点源のランによる獲得ヤードをわずか26ヤードに抑えこまれたライズ

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 社会人アメリカンフットボール「Xリーグ」の春季リーグ戦「パールボウル」準決勝が、5月29日富士通スタジアム川崎で行われた。ノジマ相模原ライズはIBMビッグブルーに21対34で敗れ、決勝進出ならなかった。

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 IBMとは最近3年間で2回対戦し、1勝1敗。日本一を目指すライズにとっては着実に抑えたい相手。しかし、序盤から攻守ともに主導権を握られ、第3Qまで得点ならず。第4Qに入ってようやくライズが反撃。交代出場したQB藤本亮選手が長いパスを次々と成功させ、3つのタッチダウンを奪う。守備陣も気迫のこもった踏ん張りで相手攻撃を抑えたが、あと一歩及ばなかった。

 最後の追い上げについて、須永恭通ヘッドコーチは「パスを投げるしかない状況で、選手もコーチもいい意味で割り切った結果」と明かした。日本一を決する本番の秋シーズンに向けては「引き続き、フィジカルの強化、選手層の増強、そして基礎技術の見直しの3本柱で取り組む。一所懸命さは際立っているので、プレーの正確性など質の向上を目指す」とも。

 東松瑛介主将は「死ぬ気で頑張ったが、相手が強かった。真剣に練習に取り組んで、秋には強くなって戻ってくる」と観客に誓った。

 パールボウル決勝戦は6月13日19時より東京ドームでIBMとLIXIL DEERSが対戦する。

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