玉川学園のギャラリーやカフェなどで2月15日から、「ひな」をテーマにしたスタンプラリー「雛めぐり」が開催される。主催は「玉川学園小さなギャラリーの会」。
同会会員のギャラリー「すぺーすR2」(町田市玉川学園5)の上谷さんが、日本の伝統行事を大切にしようと始めた「五節句の会」が発端となった同企画は今年で5回目。例年、約2,000人が参加している。期間中、17のギャラリーが「ひな」をテーマに作品やひな飾りを展示する。
「ブルームスティック」(玉川学園2)は、秋田の伝統工芸品「中山人形・土鈴」や90年前のおひなさまを、「ギャラリーウェアミー」(玉川学園2)は、工芸作家7人が制作した「動物のおひなさま」を、それぞれ展示する。
うぃすかあ(玉川学園7)では2月21日・22日、「ステンドグラスでつくるおひなさま制作体験会」を開催するほか、「アトリエまあん」(玉川学園3)は、ひなまつりの元になったといわれる行事「流し雛」に着想を得た体験型アート作品を展示する。
今年から新たに、ひな人形7段飾りを地元の小学校に設置する。「子どもたちに大きなひな飾りを見てもらいたい。日本の伝統行事に興味を持ってもらえれば」(上谷さん)。
また、各ギャラリーへの道しるべとして、道路沿いの標識などにひな飾りをつるす。「道に迷うことも少なくなのでは」(同)とも。
開催時間は各ギャラリーで異なる。オープニングイベントとして今月15日、雛めぐりツアーやバイオリンとマリンバのコンサートを開催する。いずれも参加無料。3月3日まで。問い合わせは、すぺーすR2(TEL 042-732-9098)、シルク・ギャラリー(TEL 042-725-8034)まで。