気象庁は、桜（ソメイヨシノ）の開花を東京は平年より7日早い3月21日、横浜は6日早い3月22日と発表。町田市では3月28日から、各所で桜祭りが開催される。

　町田駅周辺エリアでは、ソメイヨシノとヤマザクラが約100本ある芹ヶ谷公園（町田市原町田5）で3月28日・29日、オープニングイベントが開催される。地元住民や市内事業者による模擬店の出店のほか、市内外のよさこいチームによる演舞やダンスが披露される。浄運寺（原町田6）では3月28日～4月5日、境内のさくらをライトアップする。

　玉川学園内や住宅地に約200本のさくらが咲く玉川学園前駅周辺エリアでは、玉川学園小さなギャラリー会が3月28日～4月5日、「さくらめぐり」を実施。14のギャラリーが展示会やミニコンサートを企画する。

　約3キロの遊歩道にソメイヨシノがある恩田川では3月28日・29日と4月4日・5日、2カ所で地元商店街の主催による祭りを開催。地元商店街を中心にした模擬店が出店する。

　薬師池公園エリアでは、薬師池を中心に約350本のソメイヨシノ、シダレザクラなどがある薬師池公園（野津田町）で3月29日・4月5日、野点が行われるほか、園内の町田フォトサロンで5月6日まで、大石一馬写真展「ヒマラヤ 極限に自分を求めて」が開催されている。町田リス園（野津田町）は4月5日、「リス園ネタ」で話題のお笑い芸人カノンが来園する。

　ソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラなど約450本がある尾根緑道では4月4日・5日、メインイベント「尾根緑道さくら祭り」を開催。長野市、川西町、川上村、増穂町、大島町、沖縄市の6市町村の友好都市による郷土特産物の出店や町田市文化協会による伝統文化の展示、町田文化協会加盟の団体による演奏などが行われる。

　そのほか、観光コンベンション協会設立を記念するウオーキング大会なども開催。町田市では、桜の見どころや店舗情報などを掲載、2,000円相当の割引券が付いた「まちださくらめぐりガイドブック」（500円）を町田市内の書店で販売している。