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町田市立国際工芸美術館、工事着手に至らず 開館2年延期へ

町田市立国際工芸美術館のイメージ

町田市立国際工芸美術館のイメージ

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 町田市が2月13日に3月補正予算を公表し、その中に(仮称)国際工芸美術館整備事業の廃止を盛り込んだ。

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 同館の新築工事は3回の入札不調を経て、建設会社「スターツCAM」(江戸川区)が4回目で応札したが、同社から仮契約解除の申し入れがあり、本契約の締結に至らなかった。当初の計画では、事業期間が2024年度~2026年度。総事業費が約43億8,700万円で、うち2024年度は約7億6,500万円を計上していた。

 町田市は2025年度に実施予定の「芹ヶ谷公園“芸術の杜”推進事業」の中で、エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律(省エネ法)の改正などに対応するため、同美術館の修正設計を行い、2026年3月ごろからの工事着手を目指す。

 開館は2年延期の2029年9月を予定する。

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