町田文学館通りに10月14日、地ビール専門のビアホール「十月祭」(町田市原町田4、TEL 042-810-2610)がオープンした。
店舗面積は7.5坪。オープンカフェやドイツのビール祭をイメージした店内にテーブル16席を設ける。ビールサーバーは、品質を落とさないようにビールたるが丸々10個入る冷蔵庫にタップが直接付いた特注品。ポパイ(両国)、蔵くら(神田)、うしとら弐号店(下北沢)などの地ビール店で導入されている。
ビールは、ピルスナー、ケルシュ、ヴァイツェン、ペールエールなどの軽いビールから、ヴァイツェンボック、IPA、ダークエール、ストロングエールなどの濃厚なビールまで、季節に合わせてビール醸造業者から直接仕入れる。現在のラインナップは、エーデルワイススノーフレッシュ、ゲッサー(以上、オーストリア)、Toshi's IPA(アメリカ)、志賀高原ハーベストエール、登別鬼伝説・トマト、南信州ビール・ストロングエール、ハーヴェストムーン・シュバルツ、大山ダークエール(以上、日本)の8種類。ビールの価格は800円(300ミリリットル)程度。200・300・500ミリリットル、1リットルのバリエーションで提供する。
フードメニューはソーセージ(500円)、ジャーマンポテト(500円)、鶏モモ肉やシーフードのビール煮(800円~)など。客単価は2,000円。
店主の馬川康子さんは、和・洋酒専門店「リカー・ポート蔵家」(木曽町)の元ビール担当。ビアフェスティバル、地ビールツアー、オリジナルビールの共同開発など、全国のビール醸造業者とのネットワークを生かしたイベントを企画。現在はバーレイワイン解禁イベント(11月18日)と町田ビアホッパーフェス(同22日、23日)の準備を進める。
今後の展開について、「ビールを通じた交流所『パブ』のような店になれば。ビールに詳しくない人には、おいしい飲み方を伝えていきたい。女性も気軽にご来店いただければ」と話す。
営業時間は15時~24時。土曜・日曜・祝日定休。