町田在住のBMXプロライダー、カナダの国際大会で念願の初優勝

カナダ最大のフラットランドコンテストで優勝した三沢慎太朗さん(中央)© www.cfobmx.ca.,www.froghammer.com

カナダ最大のフラットランドコンテストで優勝した三沢慎太朗さん(中央)© www.cfobmx.ca.,www.froghammer.com

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 町田在住のBMXプロライダー三沢慎太朗さんが3月7日(現地時間)、トロントで開催されたカナダ最大のフラットランドコンテスト「Flatland's Unlimited」で念願の初優勝を決めた。

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 今年1月の米インディアナポリスの大会で準優勝後、「プロになって初めて出場した、トロントの大会に向けて練習している。初優勝を狙う」(三沢さん)と照準を合わせていた同大会。三沢さんは2003年大会(旧Metro Jam)から挑戦してきた。

 「大会3日前にトロント入りしたけど、体調が悪かった。でも3日あればちょうど治ってくるころだなと逆にポジティブになった。作戦は『装備の調整に妥協しないこと』。靴2足。タイヤ2本。着替えもたくさん用意した」

 プロクラス決勝の出場者は8人。カナダを代表するライダーJean William PrevostさんやCory Festerさん、日本からは三沢さんのほか、千葉のプロライダー高橋明彦さんが出場した。「2分のランで競う大会が多いなか、この大会のレギュレーションは異色。僕のライディングスタイルは、スピード重視というよりはディテールや正確さにこだわるタイプなので、この大会は自分に合っている」(三沢さん)。

 4分間の演技を一人ずつ順に2回行い、数人のジャッジが採点した結果、三沢さんがトップに選ばれた。「うれしい。僕は世界で活動するライダーの中で、大きなタイトルを持っていなかった。今回のタイトルを取ったことで、町田を、日本を、カナダを、代表してもっと世界に挑戦する」と更なる飛躍を目指す。

 BMXフラットランドは、舗装された平らな地面で前後20インチの車輪の左右に装備された4本のペグに乗り、技の難易度・独創性を競う種目。

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