アクセタイプ万華鏡-町田のビーズ専門店&カフェで作家が個展

アクセサリータイプの万華鏡

アクセサリータイプの万華鏡

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 ビーズ専門店&カフェギャラリー「coeur de bijoux machida(クードゥビジュウ町田)」(町田市原町田6、TEL 042-721-7556)で12月16日から、万華鏡作家の豊田万里さんの展覧会「kaleidoscope de mari展」が行われる。

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 豊田さんは町田市生まれ。和光大学芸術学科で銅版画を学び、写真・インク画を製作してきたが、万華鏡ワークショップへの参加をきっかけに、「作品を友人知人に見てもらえるように」(豊田さん)手軽に持ち運べて、いつでも楽しめるアクセサリータイプの万華鏡を2002年から作り始めた。

 主な作品は、アンティーク調「Irem」シリーズ(2004年)、天然石を使ったチョーカータイプ万華鏡「garden」シリーズ(2005年)、渦巻きをモチーフとしたネックレス・ブレスレット・リング万華鏡「Klimt」シリーズ(2006年)。2006年にはアメリカの万華鏡団体「The Brewstar Kaleidoscope Society」のコンベンションで和紙ライトによる万華鏡「Cocoon」発表、2007年には国立アートの森や名古屋Prismで個展を開催している。

 「アクセサリータイプは初対面の人と話しが弾むコミュニケーションツールになる。『万華鏡をぶら下げてます』というよりも、さりげなく『アクセサリーだけど実は万華鏡』というスタイルを目指している」(同)と話す。

 同展では、豊田さんの作品のほか、世界最大の万華鏡団体「Brewster Kaleidoscope Society Convention」のコンベンションで海外作家とトレードしたコレクションなど約60点を展示。豊田さんの解説も作品に添える。「万華鏡の店では沢山の種類が並んでいるが覗いてきれいというだけで終わってしまう。解説を付けることで作家の人柄などを知り、作品を身近に感じ、作品1つ1つのメッセージが見る人に届けば」(同)と期待を寄せる。

 開催時間は11時~19時。今月25日まで。会期中は万華鏡ワークショップ(予約制)も行う。

 クードゥビジュウ町田は今月29日に閉店する。「たくさんのお客様と出会い、日々の温かいご支援をいただき、スタッフ一同感謝の気持ちで一杯。長い間、本当にありがとうございました」(同店の田中店長)。現在、閉店セールを行っている。

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