FC町田ゼルビア、「JFL3位」で終戦-昨年6位から躍進

得点の奪い合いとなったが、最終節を白星で飾ることはできなかった  ©Takahiro FUJII

得点の奪い合いとなったが、最終節を白星で飾ることはできなかった ©Takahiro FUJII

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 日本フットボールリーグ(JFL)第17節・今季最終戦が11月28日、布引運動公園陸上競技場(滋賀県東近江市)で行われ、FC町田ゼルビアはMIOびわこ草津に3対4(前半3対3)で敗れた。

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 2位でシーズンを終えるために勝利が必要なゼルビア。MIOびわこ草津とのJFL対戦成績は1勝2分け。今季ホーム開幕戦で対戦し2対0で勝利している。

 試合は前半、点の激しい奪い合いに。3分、びわこに先制されると、8分のMF鈴木崇文選手のゴールを皮切りに、FW勝又慶典選手、FW木島良輔選手の3連続ゴールで逆転に成功。しかし、相手に反撃を許し同点に追いつかれる。後半序盤、ゼルビアはPKと好位置でのFKを得るが決めることできない。34分にびわこにサイドから崩され、決勝ゴールを決められた。

 試合後、ゼルビアの相馬直樹監督は「立ち上がりが少し悪かったが、ディフェンスラインを高くする相手のやり方をうまく突いて3点を連取できた。しかし、サイド攻撃に対応しきれず、逆転されてしまった」と振り返る。「今季は本当にいろいろな事があったが、それでも応援を続けてくれた皆さんがいたからこそ、一つでも順位を上げるというモチベーションを保ち続けて戦うことができた」とも。

 ゼルビアは、19勝11敗4分け、勝ち点61の3位。昨年の6位から躍進して、JFL2年目を終えた。最終順位と観客動員数はJ昇格基準を満たしたが、スタジアム基準を満たすことができず、「ゼルビアイレブン2011年宣言」の実現は来年以降に見送りとなった。

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