東日本大震災で被災した障害者施設の復興を支援するチャリティーイベントが4月30日、ぽっぽ町田(町田市原町田4)の屋外広場で開催される。主催はNPO法人町田作業所連絡会(中町1、TEL 042-721-2460)。
被災地の障害者施設は現在、就労支援事業を徐々に再開しているが、商品の販売先も被災し、販売もままならない状況だという。同連絡会は、被災地の作業所や作業所を運営する団体から、販路開拓への協力要望を受けて物産展を企画した。
物産展のテーマは、「がんばろう、日本☆がんばるぞ!東北」。被災地の作業所が復興するだけでなく、被災地全体が元気を取り戻せるよう、「被災地の作業所自らも積極的に復興事業に取り組みたい」という強い思いを込めた。
当日は、被災地の17団体が参加し、味ラー油(400円)、青さのり(250円)、りんごクッキー(350円)、鯛茶漬け(350円)、日本酒など、障害者施設の自主製品や東北地方の物産約40品目を販売。収益は全て被災地の障害者施設復興支援のための義援金とする。
同連絡会の天野貴彦理事長は「被災地で暮らす全ての人々に一日も早く平和な日常生活が戻るよう、私たちが町田に居ながらにしてできることに全力で取り組んでいきたい」と話す。
開催時間は10時~17時。