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市民参加の群読音楽劇「銀河鉄道の夜」-桜美林大が出演者募集

昨年のステージの様子

昨年のステージの様子

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 「桜美林大学パフォーミングアーツ・インスティテュート(舞台芸術研究所)」(相模原市中央区淵野辺4、TEL 042-704-7133)が現在、JR淵野辺駅前の演劇専門小劇場「プルヌスホール」で8月に上演する群読音楽劇「銀河鉄道の夜」の出演者を募集している。

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 宮澤賢治の名作「銀河鉄道の夜」を、朗読や歌、大勢のさまざまな声とプロのアーティストによる音楽で舞台化する同演目。「あらゆる年代の人々の声と音で創り上げる群読音楽劇は、人々が星座のように手を取り合って街づくりを進めている淵野辺に最も適した物語」(同研究所)。2007年に上演を開始した。

 同企画の大きな特徴は、大学が主催となり演劇を学ぶ学生と市民、第一線で活躍するプロの音楽アーティストやダンサーが6日間で舞台を創り上げること。「知人や身近な人が参加しているのを見て、『また来年も見たい。参加したい』という声も多い。年々多くの方にオーディションに参加、舞台に足を運んでいただいている。少しずつだがこの地域の夏の風物詩として根付いてきている」と話すのは、同研究所制作部の中村友美さん。昨年は12~80歳の幅広い年代が参加した。

 今年は新たにピアノ・パーカッションに加えバイオリンの音色と共に、オーディションで選んだ市民、学生と共に作品づくりに挑む。「今までにない新しい形のスタイル。さまざまな世代の方々がこうした舞台作品を一緒に創作することを通じて、このホールから新たな出会いや交流の場になることを目指している」(中村さん)

 オーディションの応募資格は、全ての稽古・公演に参加可能な中学生以上の男女。舞台経験は問わない。募集人数は23人を予定する。応募締め切りは5月30日。

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