11月5日。
相模原市南区新磯地区の相模川河川敷にある芝桜ライン。
地元の自治会の人に交じって草刈と苗植えに参加しました。
昔から参加したかったのですが、なかなか時間が合わずに。
今回初参加でしたが、番組があったため大幅に遅れてしまいました。
全く戦力にならず・・・
地元の人からは「この芝桜は相模原市の財産だから守っていかないと」という言葉。
次回こそは必ず戦力になれるように頑張ります。
僕は、できるだけ、地元のイベントに参加をします。
「ラジオパーソナリティ」ということは言わずに。(結局、ばれまずが)
地元の人に交じって、生の地元の言葉を聞きたい。
と、いうのもありますが
実際にやってみると楽しいです。
正月は相模川の寒中水泳大会。
これは本当にきつい。
「寒い」「冷たい」というより、「痛い」という感覚です。
夏でも相模川を泳いだことないですからね・・・
雪の日もありましたね
寒中水泳で気づいたのですが、相模川の川底は大きな尖った石ばかり。
昭和初期頃は、相模川から良質の砂利がとれ、川の形が変わるくらい相模川から砂利の採取が行われました。
小さな石がないのはその名残なのかな、と勝手に思いつつ寒さに震えています。
春になると、「泳げ鯉のぼり!相模川」です。
「鯉のぼりの補修作業」から「鯉のぼりをあげる作業」まで。
この期間は「田名の人」となり、5年ほど参加しています。
職人技のような補修作業と地元自治会の人々と行うあげ作業。
相模川の青空に、鯉のぼりが大きく泳ぎだすと、作業をした人間しか味わえない感動があります。
秋。
相模湖・小原宿本陣祭大名行列です。
神奈川県に残る唯一の本陣。江戸時代にこの本陣を利用した大名の行列を再現します。
僕も役者として6年参加しています。
供侍、近習、旗持ち。様々な役を体験しました
今年は「下~に」という大役も。
この時は小原の人。一日中みんなで笑顔になってます。
他にも遠くの自治会のお祭りに参加したり、ショートフィルムをとったり、甲冑武者姿になったり、と一年中なんらかの地元のイベントに参加しています。
「参加」することにより、「取材」では聞けない話を聞けます。
「後継者や参加者に困っている」「資金をどうやって調達するか」
のような話もあれば
「来年はこんなイベントにする」「実はこういう別のイベント案もある」
それだけではなく
「○○さんの息子さんが」「○○に新しいお店が」
地元でしか語られないお話を聞けます。
それに、「人のつながり」ができます。
一年に一回この時だけ出会う人もいます。
僕にとっては季節を感じれる人たちです。
ネットで拾った情報をつらつら読む番組は、簡単にできます。
でも、本当に地元の人々に寄り添った番組を作りたいなら、自分から地元に飛び込んでいくことです。
地元の人々と一緒になって軍手をつけて綱をひいて
地元の人々と一緒に大声を出して
地元の人々と一緒に豚汁を囲む
そして
この地元をもっと好きになる。地元を知りたくなる。
地元生まれではない僕が、地元を知るために考えた勉強方法の一つです。
ただ。
心配なのは。
いつもなかなか「月光団団長」に気づいてくれません。
僕の番組のがんばりもまだまだなのか。
それとも
僕があまりに地元に溶け込みすぎたのか
いつもちょっぴり悩んでいます・・・