バレエの世界的登竜門として知られるスイスのローザンヌ国際バレエコンクールで今月、1位を獲得した私立和光高校(町田市真光寺町)2年の菅井円加さんが2月22日、町田市長を表敬訪問した。
この日、市役所を訪れたのは、母親の菅井賀子さん、バレエ教師の池端幹雄さん、町田バレエ連盟の谷口登美子代表、和光高校の両角憲二校長。
菅井さんは小学校4年で初めてのコンクール「まちだ全国バレエコンクール」に出場。中学生2年で6位、同3年で3位に入賞し、高校1年で優勝を果たした。昨年12月、町田市民ホールでの「くるみ割り人形」の舞台の後、ローザンヌに向かったという。
食事もそこそこにぶっ続けで毎日4時間以上は練習するという菅井さん。「自分が信じている先生の指導をよく聞いて、自分に合った練習方法を見つけること。そして人の倍は努力しなければという『あせった気持ち』を持っていること」とバレリーナを目指す子どもにメッセージを送る。
今後の進路について、菅井さんは「海外のバレエカンパニーに入団したい」と話す。石阪市長の「日本のバレエ界を背負っていくようになる。将来良いカンパニーに入れるように」との呼びかけに「頑張ります」と笑顔で応えた。