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北里大学のミニ水族館で「三陸の春」展-学生らが三陸への思い込める

北里アクアリウムラボの展示風景

北里アクアリウムラボの展示風景

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 東日本大震災の影響で相模原キャンパスに移転した北里大学海洋生命科学部(相模原市南区北里1、TEL 042-778-7905)のミニ水族館「北里アクアリウムラボ」で現在、「三陸の春」をテーマにした展示が行われている。

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 新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)の発案による連動企画。新江ノ島水族館では三陸の海の魚、北里アクアリウムラボでは三陸の川に生息する生き物を中心に展示する。

 いずれの企画展共、同学部の学生らが担当。震災から1年。「三陸を訪れたことのある人には懐かしんでもらい、訪れたことのない人には三陸の様子を知ってもらいたい」という、三陸への感謝や愛情などの思いを込めた。

 同ラボでは、ヤマメやウグイ、アブラハヤなど三陸の春の川の生き物を中心に、ドンコ、リュウグウハゼ、シロサケ稚魚など三陸の海に生息する生き物も展示する。生き物は三陸で採取した。「震災後も調査で三陸に行くことがあるが、同行を希望する学生が多い。大船渡市のキャンパスに戻りたいという思いがあるようだ」と担当教官の三宅祐志さん。

 開館時間は10時~16時。日曜休館。一般見学は同学部事務局への事前連絡が必要。5月31日まで。

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