若者を中心にしたチームが工夫を凝らした衣装を身にまとい、鳴子を鳴らしながらオリジナル曲に合わせて自由なパフォーマンスを披露する高知発祥「よさこい」の祭りが9月16日、JR古淵駅周辺で開催される。
同イベントは、北海道の「YOSAKOIソーラン祭り」に触発された大学生が「老若男女が楽しめるよさこい踊りを相模原で開催したい」と、相模原市役所周辺で「リバティ夏祭り」として1999年に実施したのが始まり。
2004年からは古淵駅周辺商業エリアの共同イベントとして、商店会や大型店、自治会、公民館など多くの地元団体が企画・運営に参加。近年では10万人以上の観客を動員する大規模イベントになった。今年は10回目を記念して開催時間を延長するほか、特別表彰を実施する。
当日は、同祭PRチーム「相模RANBU0」など市内のチームを中心に、東京農業大学や実践女子大学、今年の高知よさこい全国大会で優秀賞を獲得した「ぞっこん町田'98」、ドリーム夜さ来い祭りのオフィシャルチームなど43チーム、約1200人が参加。古淵駅前通り線と古淵西公園をメーン会場とする5つのステージで群舞を披露する。沿道には屋台も出店。
同祭実行委員会の事務局長、河原政司さんは「『よさこい』の名称が浸透し、古淵の名物イベントとして定着した。勢いある踊りを近くで楽しんでいただきたい」と話す。
開催時間は10時30分~16時。荒天の場合は中止。