女子サッカー・チャレンジリーグ所属のノジマステラ神奈川が3月24日、ノジマフットボールパーク(相模原市南区新戸)でシアトル・レインFCとプレシーズンマッチを行った。
シアトルは今シーズンからスタートするアメリカ女子サッカーリーグに参加するチーム。2012年ロンドンオリンピックで金メダルを獲得したアメリカ代表のGKホープ・ソロ選手やMFミーガン・ラピノー選手らスター選手が所属。今回の日本遠征で、なでしこリーグのINAC神戸レオネッサ、福岡J・アンクラスと対戦している。
ノジマとの試合は日本での最終戦。 ノジマフットボールパークのグランド部分の完成を記念し、無料公開した。
試合は、体格で勝るシアトルに対してノジマは粘り強い守備で耐えるが、終盤にコーナーキックから失点し、0対1で折り返す。後半、シアトルの攻守の基点となったカナダ代表MFケイリン・カイル選手のゴールなどで3点を失い、0対4で敗れた。
試合後、ステラ菅野将晃監督は「格上のチームに前半は戦えていた。後半、失点を重ねてからのメンタルの部分が課題。勝ちたいという気持ちをもっと声に出していかなければ」と振り返った。
チャレンジリーグは4月7日に開幕。ノジマの対戦相手は昨年の優勝チーム、ASエルフェン狭山FC。「開幕戦は大きなチャレンジ。勝つことができれば得るものは大きい。自分たちがやってきたことを全力でやれば勝機が見えてくる」と意気込みを見せる。
ノジマのホームゲームは、相模原市内のノジマフットボールパーク(9試合)と麻溝公園陸上競技場(2試合)で行われる。