博多ラーメン「なんでんかんでん」と横浜家系ラーメン「ya家」の複合店(町田市高ヶ坂、TEL 042-851-8455)が7月19日、成瀬街道沿いにオープンした。経営はサザンフードサービス(神奈川県海老名市)。
東京にとんこつラーメンを根付かせ、ラーメンブームの一端を担った「なんでんかんでん」は昨年の東京本店(世田谷区)の閉店後、フランチャイズで都内再出店。「ya家」はサザンフードサービスのオリジナルブランド。サザンオールスターズを愛するオーナーが名付けた。
両店でキッチンやトイレなどの水回りを共有する。席数は、「なんでんかんでん」がテーブルとカウンター合わせて23席、ya家が同18席。10台分の駐車スペースを設ける。
「なんでんかんでん」のメニューは、ラーメン(680円)、半熟玉子ラーメン(780円)、チャーシューメン(930円)など。ストレート細麺に、「しっかり獣臭い」というとんこつスープが特徴。麺の硬さは「激やわ」から「湯気ドオシ」まで9段階。ゴマや生ニンニクをトッピングして食べる。
ya家のメニューは、ラーメン(650円)、ネギラーメン(850円)、ネギチャーシュー麺(950円)、ギョーザ(290円)など。豚骨しょうゆのスープに太麺を合わせる。
田子譲治店長は元プロ野球選手。現役引退後は、読売ジャイアンツで清原選手などの打撃投手を務め、WBCや北京オリンピックにも帯同した。「町田はラーメン激戦地だが、当店は少し離れた場所にある。近所のなじみの店になるとともに、なんでんかんでんの知名度を生かして遠方からも来店いただきたい」と話す。
営業時間は11時~24時(スープが無くなり次第終了)。
※閉店