国土交通省は3月24日、今年1月1日時点の公示地価を発表した。対前年比の変動率をみると、多摩地区の住宅地は7.9%、商業地が9.8%上昇。町田市の住宅地(調査地点=94)は6.7%、商業地(調査地点=15)が10.2%上昇している。
町田駅周辺では、商業地の最高価格地となった野村證券町田支店(町田市原町田6-3-9)が1平方メートル当たり(以下同じ)240万円で前年比15.4%上昇したほか、町田駅前通りの三徳ビル(原町田4-1-7)は189万円で15.2%の上昇と高い伸び率をみせている。
大通りから1本裏手に入ると地価は低水準となる。原町田中央通り裏手のビル(原町田6-27-16)は34万円で12.1%の上昇。町田街道裏手のビル(森野1-25-5)は38万円で11.2%の上昇。いずれも駅から5分程度の立地だが、三徳ビルと比べると価格は5分の1の水準となっている。
日本最大級のブックオフやダイソー、アニメイト、ツクモなどが建ち並ぶ原町田中央通り沿いのビル(原町田4-5-8)は9.7%上昇し、価格は74万円。