学生企画による学生作家の展覧会「ごはんのおとも展~シャキシャキアートでホクホク食卓」が8月3日より、アートラボはしもと(相模原市緑区大山町1、TEL 042-703-4654)で開催されている。
橋本駅周辺に美術大学や美術学科が複数立地する特徴を生かし、それらの学生が企画立案から出品交渉、運営に至るまで展覧会づくりの過程を全て体験する長期型のワークショップ「エキシビション・プログラム」のお披露目となる同展。プログラムには、女子美術大学、玉川大学、多摩美術大学など7大学から14人の学生が参加し、企画を練った。
今回が7回目の開催。「食卓」をテーマに、食卓を囲む「ごはんのおとも」を作品化し、食卓をより豊かにするきっかけを提案する。出展作家の所属大学は、女子美術大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学。学生スタッフが大学の芸術祭やギャラリー展示などの出展作家から6人を選定した。
展示作品は、野菜の芽が生えたテーブル、コメで作られた照明、空揚げの恋を描いた絵本と動画、思い出の料理を描いた120個の皿などインスタレーションが中心。「漫画広告」は、スタッフおすすめの地元飲食店へのインタビューをもとに制作。参加店に一部を展示するするとともに、マップを配布する。「親しみやすいテーマなので家族でご覧いただければ」と広報担当スタッフ。
開催時間は10時~19時。水曜休館。今月25日まで。観覧無料。関連プログラムとして会期中、作家と学生スタッフによるトークショーやワークショップなどを予定する。