日本宇宙少年団（以下YAC、相模原市鹿沼台1）は4月12日、ユーリ・ガガーリンの人類初の宇宙飛行成功を祝うイベント「Yuri's Kids in YAC本部」を開催する。

　同企画は、1961年4月12日にユーリ・ガガーリンが人類初の宇宙飛行に成功したのを祝い、2001年から国際宇宙ステーションや南極を含む世界各地で開催される「全地球規模の宇宙パーティー『Yuri's Night 2008』」をYACが子ども向けに行うもの。

　第1回のYuri's Nightは、ユーリ・ガガーリンによる歴史的宇宙飛行の40周年、スペースシャトル初号機の飛行成功20周年、人類初の国際宇宙ステーションISSの本格運用開始を記念し、2001年4月12日に世界で同日開催。南極基地を含む7大陸、世界29カ国64都市の各会場で合計1万人以上が参加する地球規模のイベントとなった。

　日本では2001年に仙台、筑波、東京、京都の4会場で第1回イベントが開催され、2002年には新たに岡山県美星町の美星天文台が加わり、4月12日のイベント開催中に天文台から国内外のイベント会場に向けて星空観測ライブ配信を行った。東京では宇宙旅行紹介や、宇宙飛行士からのビデオメール紹介など各種プレゼンテーションをはじめ、宇宙に関するクイズ・トーナメントなどさまざまなアトラクションを行った。

　8回目となる「Yuri's Night 2008」は、秋田、東京、相模原、京都で開催を予定。YACでは、「宇宙から地球を見てみよう」というテーマで、「ガガーリンの初飛行」「宇宙開発の歴史」の上映や宇宙環境に関するクイズなどを行うほか、参加者が「自分が知っている環境」「10年、20年後も青い地球を残すにはどうすればいいか」について発表を行う。講師のJAXA宇宙教育リーダー・小定弘和さんは「地球環境を考えるきっかけ作りができれば」と期待する。

　開催時間は10時～12時。参加無料だが、参加人数は先着10人程度に限られる。申し込みは、YAC小定（こさだ）さん（TEL 042-705-8072）まで。締め切りは4月11日17時。

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