明治安田生命J3リーグ第8節が4月26日、町田市立陸上競技場で行われ、FC町田ゼルビアはJリーグ・アンダー22選抜(U-22選抜)に4対0で勝利した。観客数は2497人。
アウェーFC琉球に前節、J3最多7得点を挙げて首位を守った町田。J1、J2クラブに所属する若きサッカーエリートで構成するU-22選抜は前節、ガイナーレ鳥取に敗れ4位。
相馬直樹監督は琉球戦で2得点を挙げた遠藤敬佑選手を5試合ぶりに先発に起用、木島徹也選手をメンバーから外した。戸高弘貴選手は今季初スタメン。「コンディションに多少の不安がある選手の調整を考えた」(相馬監督)。
試合は前半、前節の勢いそのままに町田がU-22選抜を圧倒。5分、前線からプレッシャーをかけた遠藤選手がボールを奪うとフリーの鈴木孝司選手にパス。これを落ち着いて決めて町田が先制する。12分にも鈴木孝司選手が後方からのロングボールをペナルティエリアに走り込みながら絶妙なトラップ、左足でゴールキーパーの脇を抜き2点目。34分にも同じような形のシュートを決めてハットトリックを達成すると、4分後にヘディングシュートで4点目。
後半も町田が優位に試合を進めるも追加点はならず。それでもU-22選抜の攻撃を封じ込み、首位を守った。試合後のヒーローインタビューで鈴木孝司選手は「1試合4得点は初めての経験。チーム全員がいいパスを送ってくれた。感謝したい」と話す。
相馬直樹監督は「早い時間に得点できたのが大きかった」と振り返る。試合中、遠藤選手と庄司悦大が負傷で途中交代。中二日で昨年J2のガイナーレ鳥取とアウェーで戦う。「アウェーで100%戦える16人を揃えて臨みたい」とも。
次のホームゲームは5月4日、ブラウブリッツ秋田と対戦。13時キックオフ。