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町田市、廃校活用の事業者募集へ-団地活性化に「学校」想定

旧本町田中学校(上)と旧本町田西小学校。町田市木曽山崎団地地区まちづくり構想より。

旧本町田中学校(上)と旧本町田西小学校。町田市木曽山崎団地地区まちづくり構想より。

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 町田市は8月29日、廃校になった小中学校2校の跡地で私立学校を運営する事業者を募集することを明らかにした。

 対象用地は、町田駅から北へ約3キロの場所にある旧本町田中学校(町田市本町田)と旧本町田西小学校(同)。面積は約3万1000平方メートル。

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 市が2013年に策定した「町田市木曽山崎団地地区まちづくり構想」で、文化関連拠点・教育関連拠点と位置付けている。隣接する学校跡地を一体的に活用することで、団地地区外の人が訪れる機会を増やし、まちの活性化を図る。

 私立学校を運営する学校法人や株式会社を公募型プロポーザルで募集する。土地は30~50年間の定期借地、建物は譲渡を予定。11月下旬に公募要項を発表し、公募の受け付けを開始するという。株式会社なども学校運営ができる構造改革特区の申請も想定。相模原市では2008年、LCA国際小学校(相模原市横山台2ほか)が同制度の活用で開校している。

 木曽山崎団地地区は、高度成長期の住宅不足に対応するため都市計画に基づき、住宅建設と合わせて、道路、公園、学校施設などの公共施設が一体的に整備された。同地区の人口は1992年と比較して半減。高齢者の小規模世帯が増えている。団地内ではすでに5つの学校が廃校になっている。

 町田市企画政策課未来づくりプロジェクト担当の井上課長は「町田駅と同団地を結ぶ連接バスへの急行、公共車両優先システム(PTPS)の導入でアクセス性を高めることを検討している。敷地の広さとともにアピールしたい」と話す。

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