日本フットサルリーグ(Fリーグ)第16節が10月5日、町田市立総合体育館(町田市南成瀬5)で行われ、ペスカドーラ町田がヴォスクオーレ仙台に6対3で勝利した。観客数は1134人。
アウェー7連戦を2勝1敗4分と勝ち切れないなか、5位で迎えた2カ月ぶりのホームゲーム。会場には先に試合を終えたFC町田ゼルビアのサポーターも応援に駆け付けた。
キャプテン滝田学選手を日本代表遠征で欠き、先発メンバーが大きく入れ変わった同試合。序盤、町田は仙台の高い位置でのプレスにボールを前へ運ぶことができず12分、先制点を与えてしまう。それでも永島俊選手が相手FPからボールを奪いドリブルで持ち込みシュート。個人技で同点に追いつき前半を終了する。
後半は開始早々、町田の金山友紀選手がシュートのこぼれ球を押し込み2点目。仙台もキックインの早いリスタートからシュートを決めて2対2。今シーズンは2戦とも引き分けている両チーム。このまま接戦にもつれ込むと思われた直後、横江怜選手が右サイドからのクロスに飛び込み3点目を奪う。すると金山選手と永島俊選手が30秒の間に連続ゴールを決めて5対2と仙台を突き放す。その後、町田は優勢に試合を進めて5試合ぶりの白星をホームで飾った。
「久しぶりのホームでの勝ち点3は大きい」と関野淳太監督。「前半は良くなかったが、後半は攻守の切り替えができるようになったのがプラス。ここ数試合、戦術というよりはメンタルの問題で不用意な失点を招いているが、修正には時間を要しない」と説明する。次は強敵、名古屋とアウェーで対戦。「気持ちを引き締めて臨みたい」(関野監督)。
次のホームゲームは11月1日、第18節のアグレミーナ浜松戦。17時キックオフ。