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こどもの国フリペ「国マガ」20号発行-地元の青年5人が制作

国マガの制作メンバー

国マガの制作メンバー

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 こどもの国駅周辺の情報を集めたフリーペーパー「国マガ(クニマガ)」第20号が11月5日に発行された。

 2013年3月に創刊以来、毎月1回のペースで400部を自費作成し、商店やコンビニなどで配布。モノクロA3サイズ両面に豊富なイラストとコラム、地元のお店紹介を中心に、「こどもの国線の乗車時間である7分で読める内容」で構成する。

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 制作しているのは、地元の小中学校を卒業した「ひきこみ線育ち」20代後半のメンバー5人。イラストレーターや作家などを目指して働きながら、「自分たちが好き勝手に書ける場所」をつくろうと始めた。

 「地元について考えたこともなかった」と初代編集長のサリー志村さん。「さしあたり地元をお題にしておけばネタに困らないし、書き手が素人でも誰かに読んでもらえるかもという期待があった。でも、その緩い方向性のおかげで続けることができている」と話す。

 各号のテーマは、「こどもの国・牛乳ラーメン」「こどもの国線ダイヤ改正」「こどもの国周辺のバス事情」「ラーメン激戦区!?こどもの国」など。「自分の最寄り駅を紹介するときの気恥ずかしさ」「長津田発の終電が早過ぎる」といった各メンバーの生活に根ざした視点は超ローカル。

 「住みたい街ランキングに載るような街ではないが、自分たちが住んでいる。都会から寝に帰るだけの無味乾燥な場所だと思っていたが、国マガを作っていくうちに、それはちょっと違うかもという気がしてきた。『なにもない町はない』と感じている」

 最初は配布店舗がなく、友人らに手渡ししていた冊子も現在は奈良北地区や青葉台地区、町田市などで協力店が増え、より多くの人に読まれるようになったとう。「パブリックなテーマ」も取り上げるようになり、最新号は「青葉区政20年と国マガ20号」。「でも、いまだに公共施設には置いてもらえない(笑)」

 1年分の冊子をまとめた「国マガ年鑑」(700円)も発行。今後、こどもの国の弾薬庫など「歴史もの」を扱いたいと話す。「地元ネタが尽きてからが、おもしろくなると思う。商店を借りてのインストアイベントもやってみたい」と抱負を明かす。

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