J3リーグ第22節が7月26日、相模原ギオンスタジアムで行われ、SC相模原はレノファ山口FCに0対3で敗れた。入場者数は3517人。
4位・相模原と首位・山口の対戦。キックオフ13時、35度近い酷暑。「今シーズン試合への入りが悪く、暑さでぼーっとできない、立ち上がりからしっかりいこうと話した」(山口・上野典裕監督)という言葉通り、山口が開始1分にMF鳥養祐矢のシュートで先制。
失点後、相模原も何度かチャンスをつくるも得点には至らず。逆に38分、山口のFW岸田和人がコーナーキックを頭で合わせて追加点。後半80分にも同じパターンで岸田が得点。相模原は新加入FWタレス選手(ポルトガル2部・CFウニオンマディラ)を投入するも、山口がDFラインでボールを回すと、暑さで消耗した選手に反撃する力はなかった。
試合後、相模原の辛島啓珠監督は「開始早々の失点、山口の質の高いプレーで苦しい試合展開になった。失点後と後半立ち上がりの時間帯はチャンスになりそうな場面があったが、DF森勇介の負傷退場で流れが変わってしまった」と話す。
相模原は中二日で3位の長野とアウェーで対戦。次のホームゲームは8月9日、2位・町田との「相武決戦」。優勝戦線に残るための厳しい戦いが続く。