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町田・薬師池で50年以上ぶり「かいぼり」 外来種の駆除も

水を抜かれた薬師池

水を抜かれた薬師池

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 池の水質改善と外来種の駆除を目的とした「かいぼり」の市民参加イベントが11月3日、薬師池公園(町田市野津田町)で行われた。

大物コイを捕まえた

 「かいぼり」は池の水を抜き、底を天日干しすることで、生物の排出物や底に溜まった堆積物を取り除き、水質を改善する作業。約400年前に作られた薬師池が農業用の溜池だったころはたびたび行われていたというが、市立公園になった1961(昭和36)年以降は今回が初めて。

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 イベントは、薬師池の生き物の種類や数を調べることが目的。公募で集まった子どもたち50人と保護者らが水を抜いた池に入り、泥んこになりながら、コイやカメなどを捕まえた。高校生と中学生の姉弟は「20匹以上捕まえた。コイは大きくて重くて、腕がパンパンになったけど、楽しかった」と笑顔を見せた。

 今回の調査で、ブルーギル約300匹、ミシシッピアカミミガメ、クサガメなどの外来種、クチボソ、モツゴ、スジエビ、スッポン、ヌマチチブなどの在来種が見つかった。関係者は「集計途中だが、クチボソが最も多い。ブラックバスが1匹も見つからなかったので、比較的よい状態に保たれている」と説明。「かいぼり後は在来種のみを池に戻す。これからは、そこにいない生き物を放さないで」と呼びかけた。

 捕獲した生き物の一部を展示する「ミニ水族館」、外来種問題などについてのパネル展も盛況だった。かいぼり作業は来年3月ごろまで行う予定。

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