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「メンタルケア」スマホゲーム 町田のIT会社と臨床心理士がコラボ開発

アプリ画面

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 町田のIT会社と臨床心理士がコラボ開発したロールプレイングゲーム「エトニア辺境討伐記」が7月27日、町田市トライアル発注認定制度に認定された。

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 治療やカウンセリングの現場で実際に用いられている認知行動療法の理論や方法を、「ゲームで遊ぶ」というシステムに取り入れたスマホアプリ。ロールプレイングゲームによって、冒険や難題、戦闘などの試練に直面する主人公にユーザーが自分自身を重ね、結果としてそれらの試練を疑似体験しながら認知のゆがみ、自動思考について理解を深めることができるという。

 「ゲームで遊びながらストレスや軽度の抑うつ状態を改善する」と臨床心理士の植田健太さん。町田新産業創造センター(町田市中町1)に同居するIT会社「VRIDGE Inc.」と共同開発した。「性別や年齢を問わず、楽しく利用できる。日々のメンタルケアに役立ててほしい」とも。

 対応端末はiPhone(iOS7.0以上)とAndroid(Android4.1以上)。それぞれのアプリストアでダウンロードできる。アプリ内課金あり。

 町田市トライアル発注認定制度は、町田市が優れた新商品であると認定することで、信用力を高め、販売実績がないために販路の開拓が進まない中小企業者を支援する制度。

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