小田急電鉄と玉川学園が「登下校情報管理システム」導入へ-関東初

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 小田急電鉄は7月28日、IC乗車券「PASMO」を活用した登下校情報管理システム「学校あんしんグーパス」を来年4月1日より玉川学園(町田市玉川学園6)に導入する予定と発表した。

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 「学校あんしんグーパス」は、登下校時の児童の安全性向上を図るため、玉川学園在籍の小学1年生~6年生の全児童約1,000人を対象に、学校側から小田急線の自動改札機通過情報と登下校情報を保護者の携帯電話にメール配信するサービス。

 これまで、学校内の登下校情報のみを保護者にメール配信するサービスはあったが、鉄道の駅自動改札機と連携した所在管理システムは関東初となる。

 同システムは、児童が登下校時に自宅最寄り駅と玉川学園前駅の自動改札機や校内に設置された読み取り端末に「PASMO」をかざすと、情報を保護者の携帯電話にリアルタイムに配信する仕組み。同学園は、自動改札機通過情報・登下校情報を学園内の所在管理サーバーで確認し、児童の所在を把握。緊急時などには保護者へ一斉にメール配信を行うこともできる。

 機器とシステムはオムロン(京都市)が担当。小田急電鉄は今後、沿線の学校に同システムの導入を進める予定。

 同学園はシステム本稼動に先立ち、今年10月1日より、小学1年生~6年生までの全児童(小田急線利用の通学者のみ)を対象に、小田急線の自動改札機を通過した際に、保護者の携帯電話へ通過情報をメールで配信する「小田急あんしんグーパスIC」の法人契約を小田急電鉄と締結し、安全対策を講じる計画。

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