![本田亮さん](https://images.keizai.biz/machida_keizai/headline/1512632057_photo.jpg)
町田在住イラストレーター本田亮さんの個展が現在、町田パリオ3階ギャラリー(町田市森野1)で開かれている。
本田さんは1983(昭和58)年生まれ。英ノーザンブリア大学グラフィックデザイン科を卒業し、2008年から町田市在住。本や雑誌、パンフレットの挿絵や装画、企業や店舗の内装壁画などを手掛けるほか、2015年には町田市役所で「町田タンデム」展を開いている。
展示作品は、小田急線町田駅に隣接する町田稲荷から10年に一度双子の狛狐が人間に化けて街を散歩するというストーリー仕立ての22点。1枚の絵にカラーの現在と白黒の過去を描くにあたって、図書館で歴史を調べたり、老舗の店主らにヒアリングしたりしたという。
会場には幅広い年齢層が訪れ、作品を前に昔を振り返りながら語り合う姿が見られた。「昔から住んでいる人にも若い人にも見てもらいたい」と本田さん。全編をアニメーション化する計画もあるという。
開催時間は10~18時。観覧無料。 12月16日まで。