J3リーグに所属するSC相模原は2月6日、あじさい会館(相模原市中央区富士見6)で2018シーズンの新体制発表会を開いた。
監督には昨シーズンまで水戸ホーリーホックで指揮をとった西ケ谷隆之さんが就任。クラブの望月重良代表とは小学からプロまでチームメイトの関係。「(昔からの知り合いということだけでなく)監督として結果を出してきたことを評価して声を掛けた」(望月代表)。
新加入は、GK=金炫成(韓国・大邱FC)、田中雄大(桐蔭横浜大学)、DF=丹羽竜平(鹿児島ユナイテッド)、古川雅人(東京国際大学)、加納錬(栃木ウーヴァFC)、MF=北井佑季(カターレ富山)、谷澤達也(FC町田ゼルビア)、成岡翔(アルビレックス新潟)、FW=チッキーニョ(ブラジル・Esp?rito Santo FC)、大津耀誠(大分トリニータ)の各選手10人。
司会進行のケチャップさんにつっこまれながら、各選手は会場の笑いを誘うトークやパフォーマンスを披露。町田から見た相模原の印象を問われた谷澤選手は、「緑な感じ」と雑な回答。「早くライセンスをとって、選手がいい環境でプレーできるようにしたい」と呼びかける。
継続は、GK川口能活選手、DF工藤祐生選手など18人。川口選手は高校時代に先輩チームメイトだった西ケ谷監督について、「うまくいかなくても原点に帰れるようなチームづくりをしている」と明かす。
チーム発足11年目のスローガンは「Grow up! to the next 10 years」。「選手とともに成長し、これからの新たな10年に向けて土台をつくるという意味をこめた」と西ケ谷監督。「攻撃と守備でしっかりとアクションを起こすサッカーを目指し、全力で戦えるチームを作る。わくわくする試合をして、また見たいと思ってもらえるようにしたい」などとも。
相模原のJ3リーグ開幕戦は3月17日、相模原ギオンスタジアムでAC長野パルセイロと対戦する。