東急電鉄は今冬、大井町線の平日夜の下り列車で有料座席指定サービスをスタートする。
今月28日から運行予定の大井町線新型車両6020系(7両編成)のうち1両を、ロングシートからクロスシートへ転換できる車両に置き換え、平日19時30分~23時台の間に5本程度を、座席指定サービス車両として運用する
座席数は40席程度、大井町駅発・田園都市線直通の急行長津田駅行きとして運行する予定で、品川エリアなどから大井町駅を経由して、田園都市線方面に帰宅する際の着席ニーズに応える。
同社では3月27日~5月6日、同サービスにより親しみを持ってもらうことを目的に、ホームページで、同サービスの愛称を募集する。
大井町線は今月30日のダイヤ改正で、朝ラッシュ時間帯の急行列車の増発や、夕夜間の各駅停車・田園都市線(長津田駅行き)への直通列車の増発を行うなど、朝夕ラッシュ時の利便性を高めるという。