100回目の開催となる「夏の甲子園」への切符を手にした日大三高野球部の壮行会が8月1日、町田市役所で行われた。
予選の西東京大会では、「打倒、日大三」を目標に挑んでくる都立高校、東海大菅生や日大鶴ケ丘といった強豪と激戦を繰り広げ、最後はサヨナラ本塁打で5年ぶり17回目の出場を決めた同校。
市役所1階ホールには大勢の市民らが集まり、チームに声援を送った。石阪丈一市長は「記憶に残る100回目の記念大会。『優勝校はどこ?』と聞かれたときに、『日大三』と答えられるように頑張ってほしい」と激励。
小倉全由監督は「(甲子園出場は)選手が頑張ってくれた結果。(予選の決勝戦後)思わず涙してしまった。春の選抜に出場していることを自信に頑張りたい」と挨拶。日置航主将は「一戦一戦大切に戦う。3年間の思いをぶつけてくる」と意気込みを語った。
全国56校が出場する同大会の組み合わせ抽選会は8月2日。開会式は同5日に行われる。