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町田で「若年層の自殺」対策ミュージカル ゲートキーパー養成で

ミュージカルの一場面

ミュージカルの一場面

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 若年層の自殺をテーマに据えたミュージカル「つまづいても」が11月13日・14日、町田市民ホール(町田市森野2)で上演される。

 日本の自殺者数は年間2万人超。人口10万人対自殺死亡率は、主要先進7か国で最も高い。とくに15~39歳では死因の第1位で、若年層の自殺が深刻な状況となっている。

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 町田市は、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現のため、さまざまな分野の人や組織が密接に連携し、社会全体で生きることを支援する取り組みを推進するための「(仮称)町田市自殺対策計画」を策定中。悩みを抱える方から相談された際や周囲に対する気づき・声かけ・傾聴を通じ、適切な相談機関につなぐことが期待される「ゲートキーパー」の養成に取り組んでいる。

 同ミュージカルはその一環で、「若い人を支える周囲の大人に観覧いただきたい内容」(市担当者)。内容は、ブラックバイト、生活の困窮、就活の悩みなどから、うつ病を発症し、自殺寸前まで追い込まれた大学生が、医師や家族、友人、大学の力を借りて回復に至る過程を描いた、「笑いと涙のミュージカル」。

 主人公を演じる佐藤まりあさんは「うつ病が身近な方も、うつ病について興味のなかった方もいらっしゃると思います。この公演では、自分や自分の大切なあの人が、主人公のようにうつ病と闘っていたらどうなのかを考える機会にしていただけると嬉しいです」とコメントを寄せる。

 開演時間は、13日=19時、14日=15時。入場無料。イベントシステムの電話予約(TEL 042-724-5656)などで11日まで予約を受け付ける。予約受付時間は7時~19時。

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