町田市とインドネシアバドミントン協会は12月17日、東京2020オリンピックの事前キャンプを市内開催することで覚書を締結した。
覚書は、同国代表チームがキャンプで使用するサン町田旭体育館の提供、事前キャンプを行う際の国内輸送費の負担、代表チームと市民との交流イベント参加が盛り込まれた。
インドネシアはバドミントンが国技とされ、オリンピック正式種目となった1992年のバルセロナ五輪で男女ともにシングルスの金メダルを獲得して以降、多くのメダリストを輩出している強豪国。
同国バドミントン協会のアレックス・ティルタ副会長は「町田市で事前キャンプができることを嬉しく思います。日本とインドネシアのより良い関係に発展することを祈っています」などとコメント。
石阪丈一町田市長は「キャンプの受け入れに向けて、サポート体制をしっかりと整えていくとともに、市民にインドネシア共和国を知っていただき、市を挙げて選手たちを応援していきたいと考えています」などとコメントしている。
キャンプの詳細は2020年3月31日までに決定して契約を取り交わす予定。
東京2020オリンピック・パラリンピックで、町田市内での事前キャンプ受け入れ予定(国・競技)は現在、インドネシア共和国(パラバドミントン、空手、バドミントン)、中華人民共和国(卓球、バレーボール、バドミントン、競泳)、南アフリカ共和国(受け入れ競技は調整中)。