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町田の版画美術館で「身体の宇宙」展 ピラネージなど140点

大垣美穂子《Milky Way - Threshold #1》2017年 FRP他 作家蔵

大垣美穂子《Milky Way - Threshold #1》2017年 FRP他 作家蔵

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 町田市立国際版画美術館(町田市原町田4、TEL 042-726-2771)で現在、「THE BODY―身体の宇宙―」が開かれている。

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 15世紀の西洋古版画から現代日本の美術家の作品まで約140点を展示。理想を求める美術、仕組みを明らかにする解剖学、天体とのつながりを見いだす占星術など様々な「まなざし」で見つめられてきた人間の身体に迫る。

 主な作品は、アルブレヒト・デューラー作「ネメシス」、「キリストの聖心と受難のシンボル」、ジャック=ファビアン・ゴーティエ=ダゴティ著「人体構造解剖図集」より、ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ作「ローマの古代遺跡」より、大垣美穂子作「Milky Way - Threshold #1」など。

 「私たちの感性と知性と想像力はじつに多彩な身体のイメージを生みだしてきた。小宇宙ともいうべき身体の世界を紹介する」(担当学芸員)。

 開場時間は10時~17時(土曜・日曜・祝日は17時30分まで)。月曜休館。観覧料は、一般=800円、大学・高校生・65歳以上=400円、中学生以下は無料。前後期で一部展示替えを行う。6月23日まで。

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