社会人ラグビー「トップリーグ」カップ戦第5節が7月20日、相模原ギオンスタジアムで行われ、ホームの三菱重工相模原ダイナボアーズはキヤノンイーグルスに8対22で敗れた。
2007年以来12年ぶりにリーグ昇格した三菱重工と2012年の初昇格から定着するキヤノン。相模原と町田に練習拠点を置くチームの公式戦初対決。三菱重工は出場辞退したトヨタ戦の不戦勝による1勝(3敗)。キヤノンは前節、クボタに敗れてプレーオフ進出を逃している。
シーズン最終戦は小雨のなか、両チームともミスが出てトライに結び付けられない。前半、三菱重工は敵陣でのスクラムから出たボールをファンブルし、キヤノンのフレッド・ゼイリンガ選手にトライを奪われる。さらに三友良平選手がペナルティーゴールを積み重ねてキヤノンが19点リード。三菱重工は後半40分、アライアサ・ローランド選手がゴールライン左隅に飛び込み一矢を報いた。
試合は両市民・ファンなど3023人が観戦。地元のよさこいグループが会場を盛り上げていた。