町田駅周辺で10月26日・27日、美術・文学・歴史をテーマに据える3つの祭りが初めて同時開催される。
町田市立国際版画美術館では「ゆうゆう版画美術館まつり」が21回目の開催。市内外のアート系団体が出展するチャリティーバザール、玉川大学の学生によるアートイベント、子ども向けのワークショップなどが行われる。開催時間は10時~16時。
文学館通りで開かれる「文学館まつり」は27日、13回目の開催。町田市民文学館では、白洲正子展の無料開放のほか、映画「ジョゼと虎と魚たち」上映会、薩摩琵琶の演奏会、「ことば」をテーマにした音楽とアートのイベント、文化サークルなどによる展示やワークショップ、リサイクル本の配布などが行われる。
屋外では、町田時代祭りの武者行列に合せた和太鼓演奏、町田産野菜の直売店や地元飲食店によるフード屋台などが出店。町田ゆかりのミュージシャン10組によるストリートライブ、単行本や雑誌、同人誌、図録などを販売する文学フリーマーケットなども行われる。開催時間は10時~16時(展覧会は17時まで)。
町田駅周辺と芹ヶ谷公園(原町田5)では27日、「町田時代祭り」が10回目の開催。鎌倉武士らが町田駅周辺から芹ヶ谷公園まで練り歩く時代行列のほか、芹ヶ谷公園内で流鏑馬、古武術演舞などの武芸が披露される。開催時間は11時~15時30分。