町田市は12月15日、(仮称)国際工芸美術館と一体的に整備する芹ヶ谷公園のコンセプト案を公表した。
コンセプトは、「パークミュージアム」。公園の価値と資源を生かし、まちなかの賑わいと連携させることで、町田らしい多彩なアート・カルチャーを体現する場を目指す。
通常の博物館や美術館のような「鑑賞」だけでなく、文化芸術の活動や公園の豊かな自然を楽しむ体験型の公園として、「ステージ」を公園各所に配置。市民参加型プラットフォーム「Made in Serigaya(メイドイン芹ヶ谷)」から生まれた市民のアイデアやプロジェクトが「ステージ」で展開され、パークミュージアムの取り組みに引き継がれることを期待する。
今後、設計と並行して公園活用の実証実験を実施。事業化に向けては、官民連携や民間活力の導入が可能なスキームを検討するという。公園と工芸美術館のオープンは2024年度の予定。
コンセプト案に対する意見を16日より来年1月17日まで募集する。