なでしこリーグ1部に所属するノジマステラ神奈川相模原は2月1日、アリオ橋本(相模原市緑区大山町1)で2020シーズンの新体制を発表した。
大野忍、國武愛美、田中陽子ら主力選手を含む5選手が退団し、北野誠新監督が初めて女子チームを指揮する今季、若手3選手が加入し、継続17人と合わせて20人でシーズンを迎える。キャプテンは6シーズン目の石田みなみ選手が昨年に続いて務める。
今季のチームスローガンは、「Best ever 史上最高の挑戦」。「史上最高の努力で過去最高の地位を得たい」と深井正吉代表。北野監督は「なでしこリーグはどのチームも同じようなプレースタイル。男子チームのような視野の広さと速さを身につけることで勝てるチームになる」と自信を見せる。
新加入は、DF=22 工藤真子(慶応大学、22)、27福住青空(ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ、17)、MF=26石田千尋(JFAアカデミー福島、18)の3選手(名前の頭は背番号、カッコ内は前所属チーム、年齢)。
工藤選手は慶応大学ソッカー部主将を務め、2019年ユニバーシアード女子日本代表メンバーとして準優勝している。入団の動機について、「ステラの練習に参加してプレースタイルが自分に合っていると感じた」と話す。
石田選手と福住選手はともに町田市出身。小学生のころは境川イレブンでチームメイトとして男子に混じってプレー。同期入団は偶然だという。
「福住選手は後ろから適切な指示を出してくれる。右足、左足ともに蹴ることができる」(石田選手)、「石田選手は球際が強く、チームメイトとして心強い」(福住選手)と互いに信頼を寄せる。
リーグ開幕戦は3月21日。対戦相手は2月4日に発表される。