町田・芹ヶ谷公園(町田市原町田5)で11月15日、ライトアップイベント「光のトンネルin芹ヶ谷」が行われた。
桜美林大学でアートを学ぶ学生らが制作。「アーチの泉」付近の2つの湧水トンネルがそれぞれ寒色系と暖色系の光で包まれた。
市民参加で作った「ぼんぼり」を用いた作品「暖かいあかりをあなたと共に」を考案した五十嵐茜さんは「(新型コロナウイルス感染拡大で)学校が休校、自由に遊びにも出かけられない日々が続くなか、子どもが家で簡単に作れるライトアートを提案し、解説動画やマニュアルを作った。力作がたくさん集まり、見に来てくれた子どもたちが喜んでくれて嬉しい」と笑顔を見せる。
かつて地上を流れていたという芹ヶ谷川に焦点を当てる作品「Lightroom~幻想空間MIRAI」を考案した野澤辰吾さんは「設置テストが1日しかなかったので、イメージを頭の中でしっかりと固めて本番に臨んだ。BGMは友人に制作依頼。スモークのなかでレーザー光をきれいに見せることができたと思う」と話す。
田中敬一教授は「公園の将来の姿を想像する実証実験。普段と違う公園の姿を見せることができたのでは」と話す。作品映像は後日、町田市のホームページなどで公開予定。