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「おかえり!はやぶさ2カプセル!」 相模原に6年ぶり帰還 市民らが出迎え

JAXA相模原キャンパスで「はやぶさ2カプセル」を載せたトラックを迎える國中均JAXA宇宙科学研究所長、津田雄一はやぶさ2プロジェクトマネジャー、市民有志ら (写真提供:JAXA宇宙科学研究所と夢を創る会)

JAXA相模原キャンパスで「はやぶさ2カプセル」を載せたトラックを迎える國中均JAXA宇宙科学研究所長、津田雄一はやぶさ2プロジェクトマネジャー、市民有志ら (写真提供:JAXA宇宙科学研究所と夢を創る会)

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 探査機「はやぶさ2」のカプセルが12月8日、6年ぶりにJAXA相模原キャンパスに戻ってきた。

 はやぶさ2帰還祈願とカプセル大気圏突入パブリックビューイングを実施した、にこにこ星ふちのべ商店会とJAXA宇宙科学研究所と夢を創る会に所属する市民らは、特別に入構許可を得て、國中均JAXA宇宙科学研究所長、津田雄一はやぶさ2プロジェクトマネジャーらとともにカプセルの帰還を喜んだ。

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 「感激で泣きそう。はやぶさ2が生きがいになっていた」と話す茅明夫さんは同商店会の元会長。商店会は1989(平成元)年より、各通りに宇宙にちなんだ星座の名前をつけたり、銀河祭といった地域イベントを開催したりして、「宇宙に一番近い街」をアピールしたが、当初、地域内での施設の認知度はそれほど高くなかったという。

 一転したのは、はやぶさが「奇跡の帰還」を果たした2010年。はやぶさブームが巻き起こる中、商店会は次のはやぶさ2を応援するため、宇宙にちなんだ商品開発やムーンウオーク世界大会などのイベント実施、はやぶさ2開発予算の大幅削減報道を受けての支援活動などを繰り広げ、JAXAとの関係を深めながら商店街の活性化に取り組んできた。

 「地域もひとつになって盛り上がっている」と現会長の萩生田康治さん。はやぶさ2は11年後の到着を目指して地球と火星の間を回る小惑星「1998KY26」へ向かった。「次のプロジェクトを応援していきたい」(茅さん)。