相模大野の地域情報誌「まるごとオーノ」が12月9日、創刊5周年の第16号を発行した。発行は地元4商店会と大型商業施設などで構成する「相模大野駅周辺商店会連合会シティーセールスチーム」。
同紙は2015年、「相模大野LOVERのためのディープな相模大野の情報誌」をコンセプトに据えて創刊。まちでおすすめの飲食メニューや季節ごとの役立ちグッズ、イベント情報、まち歩きが楽しくなるような情報を掲載する。発行部数は1万部で、店舗や施設に設置したラックで無料配布する。
第16号はコロナ禍を受けた店舗を応援し、地元の人に有意義な情報を届けるため、「ニューノーマル」をテーマに設定。飲食のテークアウトメニュー、密を避ける個室、換気のいいオープンスペース店、ステイホーム期間でなまった身体を癒やす店、趣味を広げられる店などをピックアップした。
相模大野駅周辺商店会連合会長の中田克己さんは「飲食店のテークアウト需要は減ったが、個室情報を活用してほしい。まるごとオーノを見て、身近な場所で楽しんでもらえれば」と話す。