コロナ禍で練習や発表の機会を失った相模原市の高校生が1月23日より、オンライン上のバンドフェス「SAGAROCK2021」を開く。主催は相模原市。
「思い出に残る機会をつくろう」と高校生が実行委員として、イベント名称を決定し、告知動画の制作、司会や撮影、音響助手や照明といった運営を担う。参加高校は、県立相模原、相模原弥栄、麻溝台、上溝南、橋本、神奈川総合産業(定時制)、上鶴間、相模原総合、城山、相模女子大学高等部の10校。
フェスは2部構成で、エキシビション編では25バンドが自由演奏。コンテスト編では「各校選りすぐり」の9バンドが出演し、優勝を目指して審査に挑む。
審査員はアコースティックデュオ「ウタイスト」の瀧澤克成さん、報道ステーションテーマソング「Brave」作曲者のこーじゅんさん、FMHOT839「にしらじっ!」 パーソナリティの西健志さんなど。LINEを活用したオンライン視聴者投票も予定する。
青少年学習センターの浅羽真治さんは「コロナだからとすべての活動を止めるのではなく、コロナだからできることをやるという思いで作り上げたイベント。彼らのコロナに負けない全身全霊の演奏をご覧いただければ」と話す。
バンド演奏は、相模原市立青少年学習センターのYouTubeチャンネルで2月28日まで配信する。優勝バンドは2月15日、市ウェブサイトで発表する。